矢印はこう使うの最近のブログ記事


※2010年10月4日追記:こちらのエントリが、日経BP社『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』特設サイトにて紹介されました!


スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
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日経BP社
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5 愚直であれ
3 バイブル
5 ジョブズのプレゼンのごとく魅了されるコンテンツ
5 実際の動画と共に!
5 プレゼンは才能じゃない


スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則


これは、実は7月の発売直後に買い、すぐに読み終えていました。


最初に読んだ時もすごいと思ったのですが、改めて読み直しても新たな発見がたくさん。今でも書店で目立つところにある理由が分かります。


2年くらい前でしょうか。夫がMacにはまり始め、我が家のウィンドウズマシンが徐々にMacに切り替わっていきました。


誕生日プレゼントにノートPCを買ってくれる、というのでレッツノートを希望したのに、なぜか誕生日にMacBook Airが届いたりして、当初はちょっと困惑しました(笑)


プレゼントもらっておいて、「なんでMacなの!」って怒ったりして。。。


どうして、Macにはこのように人を熱狂的にさせる魅力があるのでしょうか。


製品のすばらしさは大前提ですが、その素晴らしさを効果的に伝えるジョブズの存在も大きい。


その秘密が、具体的事例とともに書かれています。


もうすでに、様々な書評家の方がこの本の素晴らしさについては書かれていますし、詳細なテクニックについては本を読んでいただくのが一番。


私はやっぱり1枚図解、ということで、ジョブズのプレゼンの根底に流れるものについて、今まで一般的に「プレゼン」といわれているものとの比較を試みることにしました。


■ この本を1枚であらわすと?(クリックで拡大)

20100917-1maipawapo1.jpg


今まで、(特に日本においては)プレゼンというのは「つつがなく」終えるためのものでした。


相手を動かし、行動まで導くというよりは、間違いなく情報を伝えることに重きを置いていました。


一方、ジョブズのプレゼンは、情報を伝えるだけでなく、その情報を聞いた人が、どうしても行動(=購入)したくなってしまいます。


その根底には、共感があるのではないかと感じました。


今までのプレゼンを聞いた聴衆の感想が「ふーん。わかった」なら、ジョブズのプレゼンは「うんうん、そうだよね、わかる!いいよね!」。


反応の違いの鍵を握るのは「共感」。


これはプレゼンに限らず、相手に動いてもらうために今、とても重要なキーワードなのではないか。


この本を読んで感じました。


そういえば、外資戦略コンサル勤務時代、外資なのでプレゼン資料にもカタカナ英語満載資料も作っていました。でも結局分かりやすくて面白い!と思える資料は、ひらたい言葉で、先生口調じゃなくて、わくわくする資料だったなーと思いだしました。


Think! 2005年冬号 [No.12]
Think! 2005年冬号 [No.12]
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5 人を動かすプレゼンの技術
4 既刊号も全て読みたい


なお、この本と合わせて読みたいのが、『Think! 2005年冬号』です。

タイトルは「表現力を鍛える―人を動かすプレゼンの技術」。これ、先日バックナンバーを購入したのですが、プレゼン資料作成のコツから、プレゼンの準備の仕方、本番まで、トータルで様々なプロのアドバイスが載っています。超おすすめ!!


■ おまけ:こうやって描いてます(クリックで拡大)

20100917-1maipawapo2.jpg


パワポにすでに入っているオートシェイプを使うのも手軽でいいですが、四角+矢印でオリジナルオートシェイプを作ると、色や形を自由に変えることができて、よりプロっぽくなります。


また、言葉の使い方でもポイントが。対比する図の場合は、対象の言葉の「ニュアンス」もきっちりそろえましょう。それだけで、比較の鮮やかさが違います。


試してみてくださいね!




■ 編集後記

今回ご報告が2点あります。


1.
来週9月21日(火)より1ヶ月間、日経産業新聞 ビジネススキル面で連載することになりました!タイトルは「見直そうノート術」。仕事に役立つノートの活用法を5回にわたり説明いたします。iPhone, iPadなど、デジタルの電子機器でタスク管理がどんどんできてしまう現在、あえて手書きにこだわる理由、デジタル機器とのすみ分けなどについてもお伝えできたらと考えています。


2.
2010 年10月5日(火) 19:00 ~ 21:00 、秋葉原にて、『夢が現実化する「1枚図解」』をベースにした図解セミナーを開催いたします! ビジネス選書&サマリーで有名な藤井孝一さんにお招きいただきました。このテーマでのセミナーは初。楽しみです!




外資系コンサル仕込みの「左脳的思考」に「右脳的思考」を加えた「池田式」図解の技術を知りたい方。無料ニュースレター登録はこちら!

こんにちは。図解化コンサルタント CONECTA(コネクタ)の池田千恵です。


■ 最近の「なるほどね!」


我が図解ブログは書評ブログではないですが、たまに本を図解していたおかげか、昨日、生まれて初めて編集者の方から献本いただきました!


運命の波にのる魔法のクセ(習慣)という、成功法則にスピリチュアルのエッセンスを加えた本です。



きこ書房の谷様、どうもありがとうございます!


今後も献本いただいた折には、心に響いたものについてはどんどん紹介させていただこうと思っています。



運命の波にのる魔法のクセ(習慣)
はづき虹映
きこ書房
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著者の はづき紅映(こうえい) さんは、古代ユダヤの智慧といわれる「カバラ・数秘術」をベースにした、オリジナルの「誕生数秘学」を確立された方だそうです。


「誕生数秘学」に基づいた数字の「性質」「波動」と、成功のための行動習慣を結びつけ、カレンダー形式で1日ひとつの「いい習慣」を紹介するというスタンスをとった本でした。


著者も本で書かれているように、この本にある成功法則は、どこかでいつか聞いたことがあるような、基本的なものが大半です。


でも、「誕生数秘学」のプロが、成功法則を効果的な順番で、実践しやすいようにピックアップしているというところに意味がある本です。(黄色部分引用)



本書でご紹介する「習慣」は先述のとおり、一つひとつはそれほど目新しいものではないかもしれません。


(中略)


しかし、本書のポイントは「習慣」の中身自体にあるのではなく、その順番や構成、編集方法などにあるのです。



次に紹介する一言がまさに、この本の本質、ひいてはこれからの時代の本質を言い当てていると思いました。(黄色部分引用)




私は21世紀に必要な能力は、「独創性」や「オリジナリティ」ではなく、「編集力」や「コーディネート力」だと思っています。


知恵や情報、スキルやテクノロジーはもう十分なのです。そうしたコンテンツはすでに出揃っているので、今さら全く新しいものをワザワザ、ひねり出す必要はありません。


「独創性、オリジナリティ、一番」などを競う時代はもう終わりです。



まさにその通り!と共感しました。


インターネットでほとんどの情報は手に入れられる時代。だからこそ、情報を受け取る量は一緒でも、受け取る人がそれをどう感じ、どう意味を汲み取り、どう表現するかで大きく結果が異なるのですよね。


じつは図解プロセスもこれと一緒。文字の羅列からいかに意味を汲み取り、効果的にビジュアル化するところに、「図解化コンサル」の価値があるわけです。



■ この論を1枚であらわすと?(クリックで拡大)

090623-1maipawapo.jpg


これから身につけるべき「編集力」のプロセスを3つのフローで表現し、イメージ図&本書の例とともに1枚であらわしたのがこの図です。


この図によって、

  1. 皆が知っている情報を
  2. 独自の視点でピックアップして/組み合わせて
  3. 伝わるように作り変える

プロセスが、感覚的に分かるように工夫しました。



■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

090623-1maipawapo2.jpg


ポイントは2つ。

  1. 「独自の視点」がこれから大事になる、ということを強調したいので、赤枠で囲んでいます。
  2. イメージ図と本書の具体例を並列することで、どちらか一方では理解しにくいところを補強しています。



ちなみにこちらで使った図形は、丸と角丸四角、四角、矢印、ベース型のみ。簡単でしょ?




■ 編集後記


2009年7月23日。私の初の著書が出ます!


ただいま最後の校正作業真っ最中です。


今回は「早起き」がテーマ。


自らのマイナス面を「朝4時起き」習慣を身につけることによって克服してきた体験をベースに、かつての自分と同じように仕事や人生で悩んでいる後輩世代に向けてのメッセージとノウハウをお伝えする1冊です。


「落ちこぼれOLど根性物語」に、「外資系流Tips(小技)」を加えた本です。


人が寝ている朝の時間を活用して、こっそり自分の価値を上げる方法をお伝えいたします。


ちかぢか詳細をお知らせできると思いますのでどうぞよろしくお願いいたします!

こんにちは。図解化コンサルタント CONECTA(コネクタ)の池田千恵です。


■ 最近の「うんうん、分かる!」


今朝(2009年6月8日)の日経新聞朝刊「インタビュー 領空侵犯」に、興味深い記事がありました。



タイトルは「プレゼンツールは要らない」



「超」整理法など、数々のベストセラーを出されている、早稲田大学大学院教授の野口悠紀雄氏が、プレゼンツールの弊害について斬っています。



私はプレゼンツールであるパワーポイントでの図解を生業としているので、「描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング」を見つけた時と同じくらい、ドキっとしました。



野口氏も以前はパワーポイントを使っていたそうです。でも、資料を投影することによって聴衆の目がスクリーンに行ってしまう。自分を向いてほしいのに向いてくれずにお互いが一方通行になる、と気づいてから、ツールを使うのをやめたそうです。


とはいえ、野口さんも、パワーポイントなどのツールを全面否定はされていません。(黄色部分引用)




私はツールを全面的には否定していません。以前、多くの写真を写し、効果的に活用しているお医者さんもいました。大事なのは本人の話であり、それを補足する手段として使いこなすべきです。




さらに、野口氏はこうおっしゃっています。(黄色部分引用)



日本では見栄えのするプレゼン資料を作ることが目的化しています。つまり道具に使われてしまっているわけですね。重要なのは自分が何を伝えたいのか、それにはどう伝えたらいいのか自分の頭で考えることでしょう。



つまり野口さんは、パワポに使われる人間があまりにも多いことを指摘しているわけです。



トヨタで「パワポ禁止令」が出たことが話題になりましたが、これも野口さんと同じ考え方なのでしょうね。パワポに使われて、フルカラーで何枚も無駄な資料を作ってごまかす人が多いから、パワポが悪人になってしまうのです。



パワポは悪くないのに...。



と、今は偉そうに行っている私ですが、もともと私がパワポプレゼンに頼るようになったきっかけは、「口べたで、画面を見ないとプレゼンできなかったから」


つまり、正直なところ、私も最初はパワポに全面的に頼って、パワポに書かれた文字を一生懸命読み上げる、パワポに使われてしまう人間でした。


しかし、図解化能力が向上していくにつれ、図を見ただけで説明がすらすら口からでるようになってきて、その結果、パワポの画面だけをずーっと見続けることがなくなってきました。


自分の頭で考えることができ、それを補足する手段としてパワポを使えるようになってきたのです。


その点からも、野口氏の話は大変共感できるものでした。



■ この論を1枚であらわすと?(クリックで拡大)


090608-1maipawapo.jpg



パワポを使う人とパワポに使われる人の違いって、いったい何だろう?その差は、「目的意識の有無」ではないかと思います。


プレゼンは、「発表する」ことが目的ではありません。発表して、人を動かす」ことが目的なのです。


それができなかったら、それは「パワポに使われている」のと同じこと。パワポの画面をじーっと見つめ、杓子定規に資料を読み上げるだけだったら、プレゼンターの意味はありません。



派手なアニメーションがついていて、一見カッコ良さそうなプレゼンもよく見かけますが、「その丸の動きって、何の意味があるの?」と首をかしげてしまうことも少なからずあります。



この図なんて、超シンプルでアニメなんて一切使ってないですが、整理されていて意味が通じるでしょう?


アニメなんてなくても十分プレゼンはできるし、文字を1枚にぎっしり詰め込まなくても、キーワードだけ理解できたら、画面を見つづけなくてもプレゼンはできるのです。



■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

090608-1maipawapo2.jpg



この図の大きなポイントは、どでかいフォント&薄い色で「○」「×」を作り、背面に配置したことです。



実はこの大きい「○」と「×」、入れなくても意味は通じます。



でも、これを入れることによって、「パワポを使う人」「パワポに使われる人」を、より鮮やかに、一目で対比させることができます。



また、よく私が使う手法の「対比の矢印」もポイント。矢印で挟まれた左右の文章のリズムやトーンもなるべく揃えるのがポイントです。



そして、これはかなりオタクなポイントですが、「○」と「×」は実は同じ大きさのフォントを使っていません。


×を丸よりも大きくしないと、パッと眺めた時に同じ大きさに見えないんです。細かいこだわりですが、このこだわりがあってこそ、パワポがプロっぽく見えるんですよ。



ちなみにこちらで使った図形は、線と矢印のみ。簡単でしょ?




■ 編集後記


「早起きして、朝9時までを有効活用しよう!」というコンセプトで、「Before 9(ビフォア・ナイン)プロジェクト」を立ち上げました。




早起きで、朝9時までを有効活用!「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」公式サイトはこちら




「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」公式ブログはこちら


6月末より月1頻度で、最寄駅東京/日本橋駅の会議室にて、朝7時からの図解化講座を始めます!


(図解化講座のほかに、ゲスト講師を招いて「外資系秘書が教える、9時からすぐに使える英語講座」「朝のプチ気功講座」など、盛沢山の企画を考えております)


上記ブログやホームページにて随時最新情報をアップしますので、図解に興味がある方の参加をお待ちしております。





外資系コンサル仕込みの「左脳的思考」に「右脳的思考」を加えた「池田式」図解の技術を知りたい方。無料ニュースレター登録はこちら!

こんにちは。図解化コンサルタント CONECTA(コネクタ)の池田千恵です。


■ 最近の「これはすごい!」


地元の本屋さんをぶらぶらしていて、「描いて売り込め!超ビジュアルシンキング」という本を見つけました。


描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング
ダン・ローム
講談社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 ■本物のフレームワークが身につきそうです!



帯には「パワーポイントなんか、もういらない!」の言葉。



主にパワーポイントを用いて図解化することを生業としている私はドキっとして立ち止まりました。



パラパラと立ち読みして、これはすごい!!!と即購入。



私は今年中に「図解」関連の本を2冊出版する身ですが、いやはや、これ、しっかり読みこんでマスターしたら、かなり図解化能力&思考能力アップしますよ。



この本、できたら秘密にしておきたかったですが...。



世の中にもっと図解が広がれば、コミュニケーションミスが減ってもっともっといい世の中になる!と信じているので、あえてお勧めしちゃいましょう!




図解ができるようになるためには必読の書!特に、p28,29の「6つのW」と、p187の「ビジュアルシンキング・コーデックス」は保存版。



どんなときにどんな図を書いたら人に伝わるかが、一覧となっています。これだけで3万円の価値はあります。



著者のダン・ロームは「ビジュアルシンキング」という手法で問題解決を指南するコンサルティング会社社長。


ロシア語を話せないのに、ロシア企業のコミュニケーションコンサルティングを引き受けてしまったことがあり、ビジュアルシンキングの手法を用いて大成功した方。



なんと、ミーティングにパワーポイントを準備することなく、レストランの紙ナプキンで書いた図や、ホワイトボードの図で相手を説得してしまうそうです。



ただし、「パワーポイントなんていらない!」という衝撃的な言葉が書いてありますが、それがこの本の本質ではありません。



実はこの本は、「ロジカルに図解する」ために必要なフレームワークを教える本。



一度図解したら、それをパワポに落とし込んでプレゼンすればいい話なので、パワポ不要論を唱えているわけではありません。(紙の方がすぐ消したり修正したりがしやすい、というメリットはもちろんありますが)




実は私の図解プロセスも、実は「ビジュアルシンキング」にかなり通じるものがあるのです。



PCでパワーポイントを立ち上げてから図解を考えるのではなく、最初にまっさらなノートにイメージを図解し、それを元にPCの前に座り、作る。つまり、パワーポイントに触る前に「ビジュアルシンキング」しているんですよね。



それにしても、「ビジュアルシンキング」っていいネーミングですね。ロジカルシンキング+図解というのが一言で表現されています。ただ単に「図解」というよりも、しっくりきます。私も自分の図解手法にいいネーミングを考えたいなー...。



■ この本を1枚であらわすと?(クリックで拡大))


今回は、ビジュアルシンキングを身につけるとどんな効果があるか、について図解しました。


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■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)


090601-1maipawapo2.jpg


ビジュアルシンキングによっていい循環が回りだす、ということを感覚的に表現するため、ドーナツのような輪を作りました。


輪がグルグルと回っている図を書くことで、アイディア発想の好循環を端的に表現することができます。


それだけでも意味は通じますが、躍動感を表すために、回る方向の矢印をつけました。このことにより、「加速度がついてる感」を表現することができます。


この図を、p187の「ビジュアルシンキング・コーデックス」にあてはめると、縦軸の「どのように」と、横軸の「デルタ」をかけ合わせた、と言えますね。(本を読んでいないと何のことだか分からないかと思いますが、もし本を買ったらp187を見てみてくださいね)



ちなみにこちらで使った図形は、楕円形とフリーフォーム、円弧の矢印のみ。簡単でしょ?




■ 編集後記


私が「ビジュアルシンキング」するときに使っている、お気に入りのノートとボールペンをご紹介します。


LIFE NOBLE NOTE PLAIN 無地 A4サイズ


1冊1470円とノートにしては高額ですが、クリーム色の紙で目がチカチカしないし、ハリがある紙質が気に入っています。筆がスルスルすべるような書き心地で、書いていてとても気持ちいい。



ラミー/LAMY 2000 4色ボールペン


勝間和代さんがおすすめしているのでご存じの方も多いかもしれません。ドイツの老舗、LAMYのボールペン。こんなにスマートなデザインなのに、4色ボールペン!美しいデザインと機能性にしびれます。これも10000円以上と、ボールペンにしてはかなり高額ですが、その分書きやすさは抜群です。何よりも、4色ボールペンなのにスマートなので、手帳のペンさしにもスッキリ入るのがうれしい。



お気に入りの文具に囲まれると、仕事も心なしかはかどる気がしますね!




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こんにちは。図解化コンサルタント CONECTA(コネクタ)の池田千恵です。


■ 最近の「うんうん、分かる!」

スーパーセールス姉妹 知栄と佳栄―「母」から受け継いだ豊かなこころ
柴田 知栄 廣瀬 佳栄
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 82495
おすすめ度の平均: 5.0
4 愛とガッツにあふれた本
5 営業マンじゃない私でも!
5 「最低で始まり最高で終わる?!」
5 「矜持(きょうじ)」という言葉を思い出させる本
5 人間関係の勉強になる本です。


いつも楽しみに読んでいる祐川京子さんのブログで知り、「スーパーセールス姉妹 知栄と佳栄―「母」から受け継いだ豊かなこころ」を読みました。


この本の著者である柴田知栄さん、廣瀬佳栄さんは、保険営業30年連続日本一でギネスブックに載っているお母さんを持つ営業姉妹


お母さんの記録を追いかけるように、お姉さんである知栄さんは9年連続全国1位、妹さんの佳栄さんは5年連続全国2位だそうです。(2009年5月現在、知栄さんは10年連続全国1位になられたようです)


こんなすごい母娘がどうやって育ってきたかを、対話形式を含めた読みやすい文体で紹介されている本でした。



私はこの本を読んで、営業のみならず、人生は心に始まり、心で終わるんだ!と感激のあまり涙しました。



この本ではみんながあっと驚くようなすごい営業テクニックは存在しません。姉妹がどんな環境で育てられ、どこでつまずいたか、その過程でどんな学びがあったかが淡々と描かれています。



でも、この淡々とした中にもしっかり残っている「芯」の部分があり、そこが人をぐっと引きつけるのです。(黄色部分引用)



私たちは、幼いころに祖母から受けた教えを大事にしながら、母からみっちり保険営業の仕事で鍛えられました。そこには、小手先の営業ノウハウとか、テクニックといったものはありません。生きることそのものであると今では思えてきました。振り返ってみると、いつも祖母・母からは、


<人を知り、人に尽くし、人を信じる>


ということを、繰り返し教えられてきたような気がします。


(中略)


営業の実績はあくまでも結果にすぎません。祖母・母から受け継いだ豊かな「こころのあり方」が、私たち姉妹のなかに脈々と流れ、それが私たちを取り巻く人々とのふれあいを通してさらに育まれ、昇華し、また時代へと伝えられていくように思うのです。まるで「こころの襷(たすき)」のごとく...。



■ この本を1枚であらわすと?(クリックで拡大))

090504-1maipawapo.jpg


この本に私は「変えてはならないもの」と「変えていくべきもの」の重要性を教えてもらいました。


ギネスブックに乗るほどの偉業を達成したお母様の存在。その高い壁を前に圧倒されるのではなく、お母様の中から代々受け継がれている「核」の部分を抽出し、そこに自分らしさを加える。この過程がトップセールスの道なのだなーと感じました。



■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

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今回は「色」にフォーカスして図解のコツを。


普段私の図解は色を3色に抑えています。そのほうがまとまりがあって、スッキリしたイメージになるからです。


でも今回はあえて、色を多めに入れています。なぜならば「変えていくべきもの」の色に変化を持たせることで、「変えてはならないもの」を目立たせたかったから。



多色使いも場合によっては使ってOK、という典型がこの図です。



なお、今回矢印を多く使っています。こんな場合はいろいろな矢印が混ざり合ってごちゃごちゃしがちなので、用途に応じて色や形、太さを変えて対応しましょう。



ちなみにこちらで使った図形は、楕円形と矢印、四角のみ。簡単でしょ?




■ 編集後記


GWも終盤ですね。私はGWだというのに、風邪をひいてしまったようでしばらく具合が悪いです。5月9日ゴクゴクの日までにはなんとか直さないと!!


※ちなみに、ゴクゴクの日とは...


「初夏の日差しが気持ちよくなる5月9日に、家や屋外でビールなどをゴクゴク飲んで爽快感を味わう」


「水資源に恵まれない地域の人々が水をゴクゴク飲めるよう、水環境を考える」


ことを目的に、私が2005年に日本記念日協会に申請、受理された記念日です。


ブログイベント開催しますので、ゴクゴクしたい方はぜひご参加くださいね!







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■ 最近の「うんうん、分かる!」

本田式サバイバル・キャリア術
本田直之
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レバレッジ・シリーズでおなじみの本田直之さんの本「本田式サバイバル・キャリア術」を読みました。


私は「レバレッジ・リーディング」で「多読」に目覚めた一人。それ以来本田さんの本は毎回読んでいます。今回も発売後すぐに購入しました。


この本での主張は、いつどんな状況にあってもサバイブできる自分だけの「パーソナル・キャリア」を持て、ということ。そして「パーソナル・キャリア」の取得の必要性は何も、起業を目指す人や出世を目指す一部のスーパーサラリーマンだけのものではなくなっているということ。


「現状維持でいいや」という意識が即、現状マイナスにつながる環境がもう今目の前にある。そんな時代を生き抜くための心の持ち方、キャリアの築き方についてを、本田さんの経験を交えて書かれた本でした。


内容としては、ビジネス書を今まで多く読んでいる人にとってはなじみのものかもしれませんが、本田さんフリークの私としては、彼個人の経験が豊富に入っていてトクした気分でした。また、入社3年目程度のビジネスパーソンが、今後のキャリアを考えていく上での転機になるような本だなーと思いました。



■ この本の主張を1枚であらわすと?(クリックで拡大))

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「終身雇用の崩壊」「未曽有の大不況」「もう会社には頼れない」。


もうすでにいろんなところで使い古されているような言葉で、実は食傷ぎみでした。でも、この本ではそんな危機感を「エレベーター」に例えられていたのが面白い!と思いました。


エレベーターに力があれば(つまり企業に力があるときは)何も考えないで乗っていれば、ほどほど志向の人でもある程度まではいけた。でも、今はもう、エレベーターに力がなくなってきている。だから、エレベーターに頼ることはイコール、現状からずるずると悪い環境に落ちていくことなんだ、ということです。


この危機感を直観的に表すように、こんな図にしました。


■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

090420-1maipawapo2.jpg



この図のポイントは、今までも何回か説明しましたが、「右と左の対比を鮮やかに見せる」ことです。


左は上り調子、右は下り調子の矢印を使い、文章も「今まで」と「これから」をしっかり対比させる。このことで、今までのようには物事はうまくいかないよ!というのを、感覚的に気付かせられるようになります。



■ (おまけ)こうやって描いてます(クリックで拡大)

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階段の図をパワポで描くのってって難しそう。。。そう思ったあなた!階段は、長方形をコピーして積み重ねるだけで簡単なんですよ。


コピーするときは、Ctrlキー+Shiftキーを押しながらドラッグすると垂直にコピーできるので、コピーした後横のサイズを調整すればOK。


階段に、グラデーションを利かせた矢印を重ねるだけで、エスカレーターが昇ったり降りたりしている様子を出すことができます。


ちなみにこちらで使った図形は、楕円形、丸、四角、三角のみ。簡単でしょ?



■ 編集後記


杉花粉も飛び終わり、スプリングコートなしでも暖かい日が増えましたね。こんな初夏の日差しのもと、ビールなどをゴクゴク飲んで清涼感を楽しむために、「5月9日はゴクゴクの日」という記念日を2005年に制定しました。(日本記念日協会認定)


5月9日に、恵比寿のビアバーで、5959円会費で、59リットルのビールを、夕方5時9分から飲む、というアホイベントも企画しまして、お陰様で満員御礼になりました。只今参加者の皆様に楽しんでいただけるような企画を考えているところです。


リアルで参加できない方も、サイトへのトラックバックやコメントで「ゴクゴク」参加いただけるような計画を立てているので、5月9日にゴクゴクしたい方はぜひ、ゴクゴクの日公式サイトにコメントくださいね!








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■ 日経新聞の図解が気になって...


2009年3月13日の日経新聞朝刊に、「中小店の省エネ支援拡大」という見出しがありました。


なんでも、三洋電機やオムロンが、中小店舗向けに省エネビジネスを始めるそうです。今年4月に施行される改正省エネ法(中小小売業者にも省エネ規制が広まる)をにらんだ動きとのこと。(黄色部分引用)



三洋は四月からスーパーやコンビニエンスストア向けに電力消費量を引き下げるためのコンサル事業を開始。

(中略)

エネルギー計測器を販売するオムロンは今年からエネルギー消費を削減するためのコンサルティングを始めた。

(中略)

改正省エネ法は2009年度分から、コンビニやファストフード店などにグループのエネルギー使用料の報告を求める。

(中略)

報告対象になる四月以降、エネルギー消費量削減に向けた投資が本格化し、省エネ機器やサービス市場が拡大すると見られている。


今回の記事では三洋電機の取り組みを具体的に図解されていました。


。。。が、この図、なんとなく言っていることは分かるのですが、なんだか気持ち悪い。


ついつい私の図解化魂がムクムク。普段はダメダシキャラじゃないのですが、ダメダシしてみようと思いつきました。


文章の表現を変えずに、配置と組み換えでどれだけ分かりやすく作りかえることができるか。新たな挑戦をしてみました。



■ Before → Afterを描いてみました(クリックで拡大)

090316-1maipawapo1.jpg



左がもとの図(そのまま日経新聞の記事を引用。配色はこちらでつけました)で、右が私が図解し直したもの。


スッキリしたような気がしませんか?


■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

090316-1maipawapo2.jpg


Beforeの図の気持ち悪さ。それは以下の2つが原因です。

  • 矢印の使い方が悪い
  • 文章のレベルが合っていない


オレンジで囲った部分。これは三洋電機がスーパーやコンビニ経営の事業者に向けてすることだから、この位置に書くのはなんだか変。「助言」と並列して、左に書くべきことです。


赤丸で囲った部分の矢印。これでは何のために矢印を書いたかがわかりません。矢印を使うときは、前後の因果関係や流れが表現できていないと、意味をなしませんのでご注意を。


緑の枠で囲った部分。「スーパーやコンビニ」「スーパーやコンビニを経営する事業者」という名詞と並んで、「省エネ実現に向けて改装」という動詞が並んでいるから、なんだか違和感があります。このように、並列するのに違和感があるものをコンサル用語(?)で「レベルが合っていない」といいます。


図にすると何となくわかった気になることが多いのですが、この「なんとなく」が実はクセモノ。図にして一目で分からせようとするときは、論理的思考を重ねて配置や表現も工夫すると、さらに良い図が書けるようになります。


こう書くと、「図解ってなんだか難しい。。。」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも図解は絵的センスじゃなくって、どれだけ論理的に物事を詰めていくかだ、と割り切ることができれば、決して難しいことではありませんよ。


ちなみにこちらで使った図形は、ベース型と四角、四角を繋げる線のみ。簡単でしょ?




■ 編集後記

日・月と、静岡に行ってきました。朝は車がまったく通らない道路を春霞の富士山を見ながらランニング。お昼は毎年この季節恒例の蔵開きに参加。美味しい空気を吸ってリフレッシュしてきました。

■ 最近の「なるほどね!」


夫は、会社員をしながら夜間の調理師学校に通っています。


調理師学校に通い始めて以降ぐんぐん腕を上げ続け、週末の我が家はレストランのよう。


今流行り(?)の「厨房男子」街道まっしぐらで、「自称料理好き」だった私がちょっと嫉妬してしまうぐらい料理が上手になりました。(夫の料理については私の趣味ブログに書いてあります)



先日の晩ごはんはハンバーグ。力強くこねてあるので歯ごたえがしっかり。こんがり焼けた肉をナイフで切ると、ジューシーな肉汁がじゅわーっとしみでてきます。


「自称料理好き」と「プロ料理人」を分ける線って、いったい何なんだろう?


このハンバーグを食べながら、プロとアマとの違いについて考えを巡らせてみました。



■ 1枚であらわすと?(クリックで拡大)

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プロとアマの違い。それは「徹底的にマネをする」力があるか否かにあるのではないでしょうか。


例えば「アマ」の私の料理はとてもおおざっぱ。いつも料理は目分量。レシピ本をみても、つくり方だけ頭に入れて、あとは自分の勘がすべて。いわば、「いいとこどりのつまみ食い」。


この方法だと、同じ料理をもう一度作ろう、というときに再現できません。


一方、夫の料理の仕方は堅実。まずはキッチリと、習ったことを最初は忠実に復習することから始めます。それを繰り返してスタンダードを知り、自分のモノにしてから、やっとアレンジを加える。


基礎を繰り返すので、技術が自分の血肉となり、そのあとにアレンジを加えるから再現性もあるわけです。


この技術は料理だけでなく、仕事のスキル全般にも言えます。


尊敬する上司の仕事ぶりや、ビジネス書で書かれていることを、まずは素直に、徹底的に真似する。最初から自分流のアレンジを加えず、愚直に学んでみる。


そうして「型」を覚えてから、自分流にアレンジを加えることにより、本当のオリジナルができあがってくる。


「徹底的にマネする」手間を省いて最初から自己流を貫いてしまうと、結局自己の限界をいつまでたっても突き抜けることはできないのではないでしょうか。


晩ごはんひとつから、仕事につながる真髄を学んだ夜でした。


■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

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今回は図解のポイントというより、文章の対比のポイントを。


プロ、アマなど、相反するものを鮮やかに対比させたい時は、文章のトーンやリズムにも気を使うようにしましょう。


私は対比のスライドを描くとき、いつもブツブツつぶやくようにしています。


リズムがあっていて、かつ、正反対の言葉で表現できないだろうか。そう考えて文章にまで気を使ってこそ、プロっぽいスライドが書けるのです。


ちなみにこちらで使った図形は、矢印、楕円、星、十字架、四角のみ。簡単でしょ?




■ 編集後記


今日は前職のコンサルティング会社で一緒だった同僚とランチ。半年ぶりで、思わず2時間以上も長話しちゃいました。お互いコンサルティング会社を卒業し、それぞれの道を納得して歩いています。卒業してもずっと仲良くいられるって嬉しいですね。

■ 最近の「面白い!」


2009年2月10日の日経新聞夕刊で、面白いコラムを見つけました。フランス文学者の鹿島茂氏のコラムです。


タイトルが「ソバかラーメンか」。食に興味がある私にとって、とても目を引くものでした。


鹿島氏によると、日本文化の特徴は2つのベクトルで捉えることができるそうです。そのベクトルとは、「ソバ的ベクトル」と「ラーメン的ベクトル」


両者には次のような違いがあるそうです。(黄色部分引用)



ソバ的ベクトル。これは、いったんルールと定数が定まると、それから逸脱することなく、厳密なルールと定数の内部での純化あるいは工夫を目指す方向。

(中略)

たとえば、そばつゆをトリガラで取るとか、そば粉の代わりに別な植物粉を使ったりしたら、ソバではなくなってしまう。つまり、各要素の選択において制限的であり、この意味で、ソバは均整と禁欲を旨とするクラシック(古典主義的)な食べ物であるといえる。


これに対して、日本文化にはじつはもう一つ、ラーメン的ベクトルというのがある。これは、最低限のゆるいルールと定数があるだけで、あとはなんでもござれの多彩的な方向。

(中略)

 いいかえると、ラーメンは外延的にも内包的にも、無限の変容と進化をつづける食べ物で、極端に言うと「これはラーメンでない」という言い方はあり得ない。

(中略)

この意味では、ラーメンは逸脱と変容を旨とするバロック的な食べ物であるといえる。


ラーメン屋さんから一部反発がありそうなネーミングですが、文化のタイプの違いに「ソバ的」「ラーメン的」というタグをつけてしまうところが面白かったです。


鹿島氏は、≪今度の恐慌でベクトルが内向きになり、鎖国的な情況が現れてくる可能性がある≫ため、日本文化は今後≪しばらくはラーメン的だろうが、やがて強烈なソバ的揺れ戻しがくるかもしれない≫と締めくくります。(≪≫内引用)


恐慌でグローバル企業が次々と赤字決算になっている現在。もしかしたら鹿島氏のおっしゃるように、もともと日本にある強みをもっと深堀りする「ソバ的」なマインドになっていくのかもしれませんね。


■ この論を1枚であらわすと?(クリックで拡大))

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ソバ的ベクトルとラーメン的ベクトル。同じ「麺」を扱っていても、それぞれのベクトルが向かう先は全く別の方向です。これを一目であらわすため、こんな図を描きました。



■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

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対比を目立たせる上で気をつけたポイントは3つ。

  • 何が対比されているかを、最初に一言で示す
  • 両者が対比されているのが一目で分かるように、対比の矢印をつける
  • 両者同じ大きさの枠を配置し、その上に内向きのぐるぐる矢印、外向きのぐるぐる矢印をそれぞれ配置することで、明らかな違いを示す


この図解は、プレゼンで相手を説得するのにも使えます。


「ソバ的」な図をメインとすれば、「わが社は内向きにしか物事を考えてない、もっと外に目を向けましょうよ!」


「ラーメン的」な図をメインとすれば、「わが社は外ばっかり見すぎている!もっと内部をしっかりみつめましょうよ!」


どちらの説得にも使える、お得な図といえるでしょう(笑)特に社内ミーティングでの説得に効果がありそうですね!


ちなみにこちらで使った図形は、四角と円弧の変形のみ。簡単でしょ?


■ おまけ:こうやって描いています(クリックで拡大)

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「こんなぐるぐる矢印、テンプレートにも入ってないし描けないよ!」とお悩みの方。実は、凝っているようでこの図はすごくシンプルです。円弧で作った半円をコピーして回転させ、拡大して大きさを調整すればすぐ作れます。私がこの「ぐるぐる矢印」に掛けた時間は正味10分程度。慣れればチョチョイと作れちゃうんですよ。




■ 編集後記


昨日は大学時代の友人を自宅に招いてワイン&チーズ教室を開催しました。昼からワインを飲んだくれつつ、おしゃべりも楽しみました。休日お昼のお酒って、どうしてこんなにおいしいんでしょうね。背徳の香りがするからでしょうか。

■ 裁判員制度を図解化して思ったこと

2週にわたって図解化した裁判員制度シリーズ、今回が最終回です。


かなりざっくり、駆け足でご説明しましたが、

  1. どんな目的で始まって
  2. どんなふうに裁判員に選ばれて
  3. 選ばれた人は何をするか

という、大きな流れを追うことはできたと思います。


(復習のため、もう一度図をだしておきますね。(クリックで拡大))


090126-1maipawapo1.JPG


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これらの情報はすべて、最高裁判所の裁判員制度特設ホームページに載っているものです。これをじっくり丁寧に読むことで、まる1日かけて私もやっと理解できるようになりました。


でも、皆さんは1日かけなくても、3枚のパワポスライドを見れば、一瞬で大体のことが分かりますよね。


理解度のスピードの違いはどこからくるのでしょう。


裁判員制度特設ホームページは、すべての情報をしっかり、もれなく、丁寧に、順を追って書かれているのに対して、3枚のパワポスライドは「裁判員になったら、いったいどうしたらいいんだろう?」という当事者が知りたいソボクな疑問を、疑問を抱く順番で、ポイントを絞って図解化しました。


裁判員制度特設ホームページがドラマの全編12時間ノンストップなら、私が図解したパワポスライドは総集編の30分バージョン、といったところでしょうか。


相手に何を、どうやって伝えるかのスタンスの違いが、表現の差にもつながるのですね。


特設ホームページは専門家の目から入念に、あらゆる情報を網羅しているため、本気で調べたい人にはとても役立つ内容です。でも、裁判員制度のホームぺージを見る大多数は素人。手っとり早くポイントだけつかみたいというニーズを満たすには、こんなふうにダイジェスト版があってもいいのになーと思います。


■ 1枚であらわすと?(クリックで拡大))

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司法の現場にいる人にとっては当然と思われる内容も、シロウトの裁判員にとっては分からないことが今後もたくさんありそうです。それは、立場の違いによる、見える景色の差からくるのではないか。その思いを1枚の図にしてみました。


このギャップを埋めるのに、図解はかなり役立ちそう!図解のとてつもない可能性を感じました。



■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)


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図解におけるポイントは3つ。

  1. 弁護士+裁判官+検察官の目線と、国民の目線の差を強調するために、足場に高低差をつくる

  2. それぞれの目線の先に、5合目の富士山(国民)・頂上近くの富士山(弁護士・裁判官・検察官)が見えるように表現し、見える景色の差を強調する

  3. ギャップを表すために、双方向の矢印を目立つ色で入れる



ちなみにこちらで使った図形は、角丸四角と台形と矢印とフリーフォームのギザギザ、直線のみ。簡単でしょ?




■ 編集後記


週末は福島から両親が、静岡から義母がそれぞれ上京しました。みんなで美味しいものを食べて飲んで笑って、楽しく過ごせました。おかげで体がまた重くなってきたので、明日からランニングしないと!(実は2009年ホノルルマラソンを目指して、ブログ書いてます


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■ プロフィール
池田千恵(いけだ ちえ)

CONECTA代表。図解化コンサルタント。

お問い合わせメールアドレス:info★conecta.jp(★を@に変えてください)

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  • 福島県生まれ。磐城女子高校卒業
  • 慶應義塾大学総合政策学部卒業後、ワタミ入社
  • ワタミから外資系戦略コンサルティング会社に転職
  • パワーポイントプレゼン資料作成のプロとして、毎日50~100枚、累計75000枚以上のプレゼン資料を作成
  • その経験を生かし、社内のコンサルタントに技術指導する役割を担った後、独立
  • コンサルタントのプロジェクト成功を陰で支えた経験から、考えをまとめる/人を動かす図解資料のポイントを体系化
  • プライベートからビジネスまでの様々な問題解決に図解技術を応用するスキルを伝えている
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