こんにちは。図解化コンサルタント CONECTA(コネクタ)代表 池田千恵です。
念願だった、とある執筆企画が決まりました!忙しいけど嬉しい悲鳴の今日この頃。9月か10月くらいには詳細お知らせできると思います。この1ヶ月が勝負です!
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日本最大のオーディオブックサイト「FeBe」で有名な株式会社オトバンク社長、上田渉さんの著書『勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる』(マガジンハウス)を読みました。
私は著者の上田さんとは何度かお話したことがあるのですが、上田さんを存じ上げる前からFeBeを愛用していました。『原因と結果の法則』は全シリーズダウンロードし、ランニングしながら&電車に乗りながら繰り返し、今でも身体にしみこませるように聴いています。
耳勉強の良さを身体で感じていたので、今回の新刊も楽しみにしていました。
いやー、これが熱い本だったんです。いい意味で裏切ってくれました。まさか勉強本で泣くとは思わなかった。
この本では、著者が自分が本当にやりたいことに目覚めるまでと、そこからどうやって勉強を続け、今に至ったかを、半生をたどる形で書かれています。
偏差値30で高校の先生にも見捨てられ、独自の勉強で2浪の末東大へ。東大在学中に起業。在学中からNPOの立ち上げに奮闘したり、ビジネスが軌道に乗りそうなところで周囲の妨害があったり。その都度、試行錯誤しながら突き進んでいく課程が赤裸々に語られていました。
上田さんは一見クールなイメージなので、イメージと中身のギャップに驚きました。ひりひりするような熱さ、自分のミッションに対する執拗なまでの執念と実行力に涙しました。
自分の人生、熱くならなくてどうする!と思っている私は、思いっきり共感しました。
■ この本を1枚であらわすと?(クリックで拡大)

著者を救った耳勉強法についての詳細は本に具体的に書かれているので省略します。ここでは、「どうやったら著者のように、人生の目的を見つけることができるか」について、図にしました。
この本を読んでいると、著者は問題にぶち当たるたびに、いつも物事の本質に立ち戻って考え、自分の人生の目的を確かめ、それに沿って行動することで乗り越えてきているのが分かります。
それはもちろんすごいこと。本質に立ち返ることが大事なのは分かってはいるんだけれど、ついつい目先のことに惑わされたり、何も考えず流されてしまったりする人も多いのではないでしょうか。(少なくとも私はそうです)
どうしたら、著者のように本質を見抜く目を養えるのだろうか。
その答えが「自分に質問というインプットを与える」ことなのです。
著者はこう言います。
脳は、感覚から来た刺激に対して何かをフィードバックする器官です。つまり刺激に対して返事を返す存在と言えます。簡単に言えば「生体コンピュータ」。ですから、面白い質問を自分で脳に問いかけると、その答えを考えてくれるのです。 |
何をするにも無意識に行動せず、いったん立ち止まって自分に質問してみる。その繰り返しが、今の著者を作り上げてきたのだと感じました。
■ おまけ:こうやって描いてます(クリックで拡大)

左の「人の顔」の描き方は以前にも説明したので、右側の「モコモコふきだし」の描き方について説明を。
オートシェイプに入っているふきだしを使った資料は、なんとなくシロウトくさいと思うのは私だけでしょうか。皆が安易に使うので、陳腐化している気がします。
そこで一手間プロっぽくする技。楕円を重ねてグループ化してしまうのです。枠の色を無くせば、オートシェイプのふきだしに比べて洗練したイメージになります。試してみてくださいね!
■ 編集後記
来たる2010年7月7日(水)、朝7時(スリーセブン!)開催予定のBefore9プロジェクトセミナー@八重洲では、今回ご紹介した『勉強革命!』の著者、上田渉さんをお招きします!
(今回の本に感動したので、ナンパしました 笑)
人生の目的を見つける為に、「自分に質問する方法」について詳しくお伺いする予定です。
告知は来週の早いうちに開始予定。Before9プロジェクト公式サイト、公式ブログにて告知いたしますので、ご興味ある方はチェックしてくださいね。
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