CONECTAミッションを図解化する

| コメント(4) | トラックバック(0)

■ 今回は趣向を変えて...


私が代表をしている「CONECTA」。現在ホームページを鋭意制作中で、3月はじめには公式サイトをアップします。


公式サイト公開前に、一体CONECTAって何?というのを図解化してみました。


■ CONECTA=繋げる(クリックで拡大))

090223-1maipawapo1.jpg



■ 何をして「繋げ」てるの?(クリックで拡大))

090223-1maipawapo2.jpg



■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

090223-1maipawapo3.jpg


1枚目の図では、「成長」を表すために、「人」の形をだんだん色を濃くしていく&拡大していく、というテクニックを使っています。これを使うと立体感が出る上、未来につながっていく希望が表現できます。


ちなみにこちらで使った図形は、丸、楕円形、矢印のみ。簡単でしょ?


以下、「なぜ、"図解"と"早起き"と"飲食"なのか」「なぜ世の口下手にエールを送りたいのか」について、長くなりますが書こうと思います。


■ 転勤族で引っ込み思案な幼少時代


小さいころは親が転勤族ということもあり、内気で人見知りが激しい性格でした。小学校だけで2回転校しましたが、転校先でもなかなか人と打ち解けることができず、家で静かに本を読んだりして遊ぶ日々を送っていました。



一人でいることも好きではありました。でも友達がたくさんいて、明るくて人気がある子たちがうらやましくて仕方がないというのが本音です。私もあの輪に入っていきたい、でも輪に飛びこむ勇気がない。溶け込めなかったらどうしよう。話が続かなかったらどうしよう。怖い...。

だから、結局一人でいることを選びました。消極的な理由だったのです。


■ 「お菓子」と「漫画」に学んだコミュニケーション


s-tsure-tarte.jpg


そんな内気でさみしい小学校時代を送っていた学校帰り。家の玄関を開けると、バニラの甘ーい香りが漂ってきました。


母が、ママ友の影響でお菓子作りをはじめるようになったのです。


それまで私は、お菓子は買うものだとばかり思っていて、家で作れるものだなんて思ってもいませんでした。カスタードクリームとフルーツたっぷりのフィリングにサクサクのタルト生地をほおばったとき、「ほっぺたが落ちるって、こういうことを言うんだ!」と思いました。


母のお菓子作りを手伝っていくうちに、この原料をこうして混ぜると、こんなのができる、という理科の実験のようなワクワク感に虜になりました。


自分でも作ってみたい!そう思った私は、見よう見まねでバナナケーキを作り、学校に持って行くことにしました。


すると、今まで誰も見向きがしなかった私に、クラスのみんながどんどん集まってきました。



「うわー、おいしそう!」

「僕にもちょうだい」

「いいなー、私にも」

「どうやってつくったの?」



バナナケーキがきっかけで、クラスのみんなに笑顔が伝染し、皆との距離を縮めることができたのです。


そのときに、ああ、食べ物って、自分だけじゃなくて、相手も笑顔にしてくれるんだ。幸せにしてくれるんだ...。とその時思いました。


と同時に、「口下手で恥ずかしがり屋な私でも、お菓子に気持ちを載せることで人と仲良くなることができる」「お菓子が私の思いを代わりにしゃべってくれる」ことに気付いたのでした。


また、漫画を描くのが得意で、授業中に教科書の右はじにパラパラ漫画を書いて遊んだり、休み時間になると友達のノートに女の子の絵を描いてあげたりしていました。そのことで書いてあげた相手がとっても喜んでくれるのをみて、すごくうれしかったのを覚えています。小学校の時は絵画で賞をとったりもしていました。


言葉は少なくても、絵が描ければ人に喜んでもらえるんだということを、ここで学びました。



■ 早起きの威力を知った浪人時代

daradara.jpg

私は大学受験を2度失敗しています。今考えると、その原因は「ダラダラガンバリズム」でした。


一生懸命睡眠時間を削って勉強した「つもり」でしたが、ダラダラと長い時間の勉強で集中力が持ちませんでした。結局机で寝てしまったり、参考書の同じところを何度読んでも先に進んでいかなかったりと、無駄なことがとても多かったのです。


不本意ながら入った女子大で一念発起、もう一度大学を受験し直そうと思った時はすでに9月。来年の受験まで5ヵ月しか時間がありませんでした。



5ヵ月でいかに効率的に勉強ができるか。考え抜いて出した答えが、「早起き集中勉強法」でした。



早起きパワーの快進撃のおかげで、半年で慶應義塾大学総合政策学部に合格することができました。



朝早起きで自分にリミットを設けて勉強することによって、想いは叶うんだ
ということを浪人時代に学びました。



また、これは社会人になってからのことですが、朝早起きをして会社始業までの時間を自分の趣味や仕事の準備に投資することによって、残業が減って、自分の時間が増えました。朝の時間を自分に投資することで、1日が24時間以上の価値を生むということを早起きで学びました。


だから、早起きの良さを皆に伝えたくて、「朝ゲイコ」や「早朝グルメの会」という朝のイベントを開催するに至っています。



■ お酒に気持ちを載せた学生~社会人時代

blog-photo-1212290674_36-0.jpg


20歳を過ぎ、お酒を飲むようになりました。ここでも私は、お酒を飲むことにより、ココロがゆるゆるとほどけていって、いつも身構えて話ができない自分を解放する快感を味わいました。



こぐれひでこさんが書かれた、お酒とつまみと友達と (宝島社)の一節が、まさに私の気持ちを言い当てているので引用させていただきます。




酒飲みが酒を飲みたくなるのは、
味もさることながら、
酔うと心の垣根がゆるむせいで、
人との距離が一歩二歩三歩と縮まっていく。
その快感が忘れられないからなのではないか。


お酒に興味を持ち始めると、製法やその歴史まで興味が広がります。知れば知るほど奥が深く、どんどん知識を蓄えたい衝動にかられました。そこで、日本酒きき酒師、酒匠、ワインエキスパート、チーズプロフェッショナルと酒まわりの資格を取りまくったわけです。


お酒は食べものをあわせることで、料理の味、お酒の味を何倍にも引き立たせたり、逆にダメにしたりします。そんなたくさんの組み合わせを探っていくことが楽しい、この楽しさを知ってもらいたい、と飲食ブログ「きき酒師ちえの料理と酒の相性研究」を書き始め、5月9日はゴクゴクの日という記念日を制定しました。



ここでも私は、雄弁でなくても、料理やお酒を通せば自分の思いを伝えることができると知ったのです。


ちなみに、大学に合格して社会人になってからしばらくは、すっかり朝早起きのパワーなんて忘れていました。


daradara2.jpg


ワインエキスパートやチーズプロフェッショナルといった飲食関連の資格を取りたい!でも夜は飲みたい!というジレンマに陥った時、



「あ、そういえば私って早起きしてたじゃない!」



と思い出し、朝勉強に切り替えたとたんに飲食関連の試験も受かるようになった上、仕事をしながら趣味の飲食関連でもお仕事を頂くようになりました。




■ ワタミから、外資系戦略コンサルティングファームへ


大学4年の就職活動中に、ワタミ(当時はワタミフードサービス)という会社に出会いました。



ワタミ社長の言葉「人は仲間や愛する家族と一緒にいて、美味しいものがある時、素晴らしい笑顔をする」という一言に、いたく感激したのです。


もともと起業志向だったこともあり、これは社長の近くで経営を学ぶチャンスだ!と思い、両親の反対を押し切り、慶應義塾大学総合政策学部から、社員約270名時代のワタミ(2008年9月現在約3700名)に入社して修業しました。



当時の私は鼻っ柱だけが強くて変なプライドだけはたくさん。コミュニケーションはめちゃくちゃ。本当に仕事ができない不思議系ダメダメOLでした。経営を学ぶ!なんて勇んで入りましたが、経営を学ぶ以前に常識を学べ!というレベル。お粗末なものでした。呆れられながらも根気強く教育してくれた先輩方には今でも頭があがりません。



特にワタミのブランディングを手掛けた敏腕プロデューサー、K氏からは徹底的に訓練を受け、仕事人としての立ち居振る舞い、仕事をする上での心構えといった基礎から、戦略的なデザインや図解化スキルに至るまで、厳しく指導を受けました。



ワタミでは熱い思いがあっても、それをロジカルに伝える能力がなければ、ただの空回りする不思議ちゃんで終わってしまうということを学びました。



そして、ワタミ時代の情熱を、理論で解明したいとの思いから外資系戦略コンサルティングファームへ転職しました。



■ 外資系戦略コンサルで知った、「伝わる」プレゼンの極意


転職先のファームでは、コンサルタントが作った資料をパワーポイントでキレイに作りかえ、プレゼンに使用したり、クライアントに納品したり、という部署に配属になりました。



コンサルタントのサポートをするという一見地味な部署ですが、実はコンサルタントの「知の集大成」見続けることができる唯一の部署でもあるのです。



コンサルタントとは「頭の中」が勝負の仕事。つまり、ソフトが商品なわけです。その中で、唯一クライアントに提出する、形に残る「ハード」を作る仕事です。



その上、毎日100枚以上のロジカルプレゼンテーションの資料を見て、作っていく部署です。お陰で、「通る(=上司がYESという、クライアントがYESという)スライド」「通らないスライド」を見抜く目も養うことができました。



そこで分かったことがひとつありました。


「通るスライド」は、コンサルタントをサポートする立場である(つまりコンサルタントより、言葉は悪いですが「地頭が悪い」&プロジェクトに直接的にかかわっていない)私が見ても分かるスライドだったのです。



そして、それは、文字がぎっしりなスライドでなく、整然と図解化されて、伝えたいことが凝縮されている、シンプルなスライドだったのです。



ここで私は、通るプレゼンは、どんな人にも一目で何が言いたいか分かるものなんだと学びました。



■ コンサルへのパワポ指導で、図解化能力の重要性を再確認


その後、パワーポイントの社内講師(コンサルタントにパワーポイントの技術を伝える講師)を仰せつかり、2週間~1か月に1度、コンサルタント相手に講義をすることになりました。


コンサルタントはプレゼンを商売とする職業。そんなコンサルタントに教えるなんて!口下手で話がしどろもどろの私に務まるだろうか...不安でいっぱいでした。



心配でしょうがないので、カンペを持ち込み、図解をたくさん入れて講義に臨みました。



図解がうまくいかないと、カンペを持ち込んで説明しても、皆の顔が「?」と言っているのが分かります。



でも、図解がうまくいくと、その資料を見れば何を話したら良いか一目瞭然。ほとんどカンペは見ずに講義をすることができました。



最初はなかなかうまくいかなかった講義ですが、だんだんと図解のコツを身につけるにつれ、「分かりやすい」「ためになる」と言ってくれる人が増えてきました。



そこで気づいたのは資料がきちんとできてさえいれば、資料が勝手にしゃべってくれるから、カンペもいらないんだということでした。


top1.jpg




■ 「伝わる」プレゼンをプライベートでも応用してみたら、大成功


この原則を知った私は、さっそく趣味の飲食の場で試してみました。



私は会社員をしながら、週末に飲食業の講師を単発でしていました(会社公認です)。そこで飲食の教室にパワーポイントで作ったプレゼン資料を持参して参加者の皆さんの前でプレゼンしてみました。



すると「分かりやすい」と評判になったのです。話下手な私が講師でも、資料をみてポイントを理解してくださるようになりました。



また、当時出版セミナーに通っていて、編集者の方に企画をプレゼンする機会がありました。プレゼンはしどろもどろだったのですが、後ほど送ったパワーポイントの企画資料を見ていただき、出版を決めることができました。



私が伝えたいのはこれだったんだ!そう思ったのです。


どんなに話すのが苦手で、緊張しまくっていたとしても、プレゼン資料さえうまく作れればいいんだ。


資料を見ただけで自分が何を伝えたいかを分からせることができればいいんだ。


それができれば、こんなに強力な武器はない!


私は昔から口下手なのをとてもコンプレックスに感じていて、もっと話がうまかったら...といつも悩んでいたのです。


でも、そんな私でも、図解化がうまくいきさえすれば、なんとかなるんだ。そう思った時、目の前がぱぁーっと開けたのでした。


この経験から、CONECTAのミッションは「世の口下手にエールを送りたい」なのです。


長々とした文章にお付き合いいただきありがとうございました!




■ 編集後記

自己満足独白記みたいになってしまい照れ臭いのですが、なかなか口にだして言う機会がないことを書いてみました(口下手なので。。。)。 起業当初の熱い思いを言葉に残し、CONECTA、つきすすみます!





トラックバック(0)

トラックバックURL: http://conecta.jp/blog/mt-tb.cgi/22

コメント(4)

こんにちは。
今回は、かなり読み応えのある記事ですね。
池田さんは口下手だったんですね。
そうは、見えませんでしたよ。
やっぱりパワポを制する人は、プレゼンを制するのですね。
これからも、勉強させてください。

横田さま、長い文章を読んで頂きありがとうございました。今でもかなり口下手を気にしていますが、そうは見えないというお言葉、うれしいです。きっと図解というよりどころがあるからだと思います。これからも図解化能力をさらに高めて貢献できればと思います。

すご~く素敵!!
これまで断片的に聞いていたちえさんの想いが、ぜんぶつながって、さらにもっと親近感がわきました。

「図解化」って、楽しいものなんですね。
わたしも、これからも、勉強させてくださ~い!

むらかみかずこ様、
ありがとうございます!独白記のようになってしまったので反応がどうかな。。。と思っていたので、大変うれしいです。

今までのことが全部つながった時、すごく力がわいてきて、このまま進んでいいんだ!と思えました。ありがとうございます。


外資系コンサル仕込みの「左脳的思考」に「右脳的思考」を加えた「池田式」図解の技術を知りたい方。無料ニュースレター登録はこちら!


2010年10月16日発売!図解スキルでスケジュールも作りました『朝活手帳2011』

詳細情報はこちら


2010年3月19日発売!本の挿絵、図解全てかいてます。『夢が現実化する「1枚図解」』

期間限定!まえがき無料ダウンロードできます。


たちまち6万部突破! 本の図解ラフ案にも関わってます。CONECTA代表池田千恵の初の著書『「朝4時起き」で、すべてがうまく回り出す!』

■ プロフィール
池田千恵(いけだ ちえ)

CONECTA代表。図解化コンサルタント。

お問い合わせメールアドレス:info★conecta.jp(★を@に変えてください)

詳しいプロフィールはこちら

メディア掲載履歴はこちら

  • 福島県生まれ。磐城女子高校卒業
  • 慶應義塾大学総合政策学部卒業後、ワタミ入社
  • ワタミから外資系戦略コンサルティング会社に転職
  • パワーポイントプレゼン資料作成のプロとして、毎日50~100枚、累計75000枚以上のプレゼン資料を作成
  • その経験を生かし、社内のコンサルタントに技術指導する役割を担った後、独立
  • コンサルタントのプロジェクト成功を陰で支えた経験から、考えをまとめる/人を動かす図解資料のポイントを体系化
  • プライベートからビジネスまでの様々な問題解決に図解技術を応用するスキルを伝えている
  • twitterは こちら

詳しいプロフィールはこちら



早起きで、朝9時までを有効活用!「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」公式サイトはこちら

Powered by Movable Type 4.22-ja


ウェブページ

2010年10月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のコメント

アーカイブ

アイテム

  • 20101005-fujiisan.jpg
  • 20100917-1maipawapo2.jpg
  • 20100917-1maipawapo1.jpg
  • 100617-1maipawapo2.jpg
  • 100617-1maipawapo.jpg
  • 20100607-1maipawapo2.jpg
  • 20100607-1maipawapo.jpg
  • izakayazukai.jpg
  • ikedachie-profile.JPG
  • 090918-1maipawapo3.jpg

あわせて読みたいブログパーツ