2009年1月アーカイブ

■ 最近の「アイタタタ」


今年の5月21日より、裁判員制度が始まります。国民にも、より開かれた、分かりやすい裁判を!というわりには、いったいどんな制度?というのが伝わっていないのが現状のようです。


昨日から、最高裁判所の「裁判員制度」のホームページを見て勉強しているのですが。。。


うーん、分かりにくいっ!!


概要を理解するのに、1日かかってしまいました。


「裁判員通知、12月にこなかったから私には関係ないや...」という方も、毎年、裁判員に選ばれる可能性があるんですよ!知ってましたか?


私は今回通知が来ない人は一生裁判員にならなくていいのかと思いこんでました。


分かりにくいところが多いとはいえ、広報用に作られた映画はとても面白く、分かりやすかったです。やっぱり人って、文章の羅列よりも、図やイメージで見たもののほうが頭に入りやすいんですよね。


こういうときこそ、私の出番だ!ということで、これから数回にわたり、裁判員制度を図解で説明しようと思います!第1回は、概要と選任の流れです。



■ これが言いたかったんでしょ?(クリックで拡大)

今回はシンプルに、文字の説明はヌキにして、まず図をご覧ください。

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■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

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1 枚目の図では、図解というよりも論点のまとめ方のポイントを。


裁判員制度とは

  1. どんな制度で
  2. 何の為に行って
  3. 対象はだれ/何なのか

概略をつかむためには、この3つで十分です。他の説明はおいおい伝えればいいので、思いきって言いたいことは絞りましょう。



2枚目の図では、図解で感覚的にポイントをつかんでもらうためのコツを。


国民にとって一番の関心事は、「自分に候補者通知が届いたら、どうしたらいいの?」ということだと思います。


「候補者通知が届いても、全員が裁判員になるとは限らない」ことがあまり伝わっていないと思ったので、裁判員候補者通知が来た人がどのような経緯で裁判員に選ばれるか、どこまでの人が、実際に裁判所に出向かなければいけないかを、感覚的にわかるように表現しました。


日本地図から、大きいバリューチェーン(台形矢印)、小さいバリューチェーンへと絞られていく過程がリアルに分かるでしょ?


ちなみにこちらで使った図形は、矢印、フキダシ、四角、台形、丸、楕円、日本地図のみ。簡単でしょ?




■ 編集後記

ただいま、5月に出版予定の本の執筆をしています。やっと第一稿を編集者さんに渡し終えました。自分の本の図解も自分でしますので、まだまだ気が抜けません!

詳細が決まりましたらまたお知らせしますね!

■ 最近の「なるほど!」


株式会社プロノバの代表取締役社長、岡島悦子さん「抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー」を読みました。


岡島悦子さんを直接は存じ上げませんが、以前経済評論家の勝間和代さん、アルファブロガーの渡辺千賀さん、岡島さんお三方のパネルディスカッションを聴講したことがあります。(「丸の内キャリア塾」のイベントでした)


それ以来、岡島さんのことが大好きになり、ブログや本を拝読して遠くからお慕いしています。


「丸の内キャリア塾」は、マッキンゼー出身の精鋭女性3人のディスカッションでした。参加費3000円というあり得ない金額で、3万円以上の価値がある大変濃いトークを聞くことができました。


特に面白かったのは、最近のキャリアの考え方のトレンドが「キャリア・デザイン」から「キャリア・ドリフト」に代わりつつあるという話でした。


キャリアのゴールを明確にし、しっかり設計する「キャリア・デザイン」でなく、何が起きるか分からない流れの中でも、自分が「節目」と感じた時だけは強く意識して動く。つまり、「これは!」と思うタイミングが訪れたら、その流れに身を任せて「キャリア・ドリフト」していこう、というこの考え。今までに思いもしなかった考えだったので、気づきがありました。


実は私、「丸の内キャリア塾」を聴講した2008年4月中旬は、在籍していた外資系コンサルティング会社を辞めるつもりなど、毛頭ありませんでした。仕事が大好きで、(ちょこちょこした要望はありましたが)大きな不満もありませんでした。このまま少なくとも3年は勤めるんだろうなー、と思っていました。


でも、私という存在を引き上げてくれる、とある大きな「節目」があり、突き動かされるように8月に退社。現在は図解コンサルティングや「朝」をテーマにした勉強会などを生業とし、エンジンをかけ始めています。


去年の今頃想像していた自分からは遠く離れていますが、それでも、今の方が断然楽しく、自由に仕事ができています。


このときの決断に、岡島さんのお話が強く影響していたのだなー、と、今になって思います。あのタイミングで岡島さんのお話を聞かなかったら、今の自分はないでしょう。縁って不思議だなーと思います。


また、岡島さんの「敵を押さえるには、まず胃袋を押さえろ」という考えも大好きです。私は趣味で自宅で飲食サロンを開催したり、5月9日にビールをゴクゴク飲む「ゴクゴクの日」を思いついてイベントを開催したりしています。その理由は、「人と胃袋を通じてつながりたいから」。だから、とても親近感がわくのです。


あ、本題に入る前にちょっとアツクなってしまいました。。。お慕いしている方なのでついつい。。


さて、本題にいきましょう!


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今まで運任せのように思われがちだった「抜擢」の秘密。実は、抜擢される人が無意識にやっている「人脈構築術」にあったのです。


岡島さんはこの本で、能力が高い人が抜擢の機会に恵まれ、ワクワクと仕事ができるようになるための方法について書かれています。


岡島さんは、人脈構築方法を、「人脈スパイラルモデル」と名づけています。「人脈スパイラルモデル」を実践し、戦略的に人脈を構築できるようになれば、どんどんと抜擢され、仕事での実績も出せる環境を自ら作り出せる。このモデルを実践すれば、自分というものを「ブランド化」し、自由な働き方が手に入る。そのためのノウハウがぎっしりつまった、骨太な本でした。


岡島さんがおっしゃる「人脈スパイラルモデル」は、次の5つの要素から成り立っています。(黄色部分引用)


  1. 自分にタグをつける
  2. コンテンツを作る
  3. 仲間を広げる
  4. 自分情報を流通させる
  5. チャンスを積極的に取りに行く


これを、この順番で段階的に実践することにより、「早回し」での成長が実現できるのです。



■ この論を1枚であらわすと?(クリックで拡大))

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この本は「人脈」の本ですが、実は、人脈と同じ重さで「能力開発の重要性」がキーになっている本だなと思いました。能力開発ができているからこそ、岡島さんの説かれている「人脈スキル」が生きるのです。


なぜならば、岡島さんが説明されている「人脈構築」は、「能力開発」の努力を怠っている人には実践できないようになっているからです。

例えば「自分にタグをつける=自分とは何者かを一言でいえるようにする」ことも、日々、能力を磨いて専門性を高めていないとできないものですし、「仲間を広げる=相手の頭を借りる」ためには、そのための専門性や人間力を問われます。


この本は、「安直な人」を寄せ付けない実直さがありました。その意味でも、「とりいるノウハウ満載」の人脈本にはない骨太さを感じられ、ますます岡島さんのファンになりました。


人脈本でありながらも、それ以外の要素についての重要性が分かる。それを1枚の図にしたのが、こちらです。


■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

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今回の図解では、「自転車」と「富士山」を象徴的に取り入れました。


ポイントは3つ。

  1. 「能力開発」「人脈構築」の2つがあって初めて、上に上がれることを自転車の2輪で表現
  2. 日本一の山「富士山」のイラストで、頂上にはいいことがあることを表現
  3. だんだん濃くなっていく矢印で、成長していく様子を示す


■ 図解化のおまけ(クリックで拡大)

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今日はパワーポイントを使ったイラストの技術をおまけで付けちゃいます!

実は今日の図、フリー画像集などは使わず、すべてパワポで書いてるんです。簡単な図は、線と丸と四角、台形の組み合わせでちゃちゃっとかけちゃうんですよ。


簡単でしょ?



■ 編集後記

平日会社員をしながら夜間調理師学校に通っている夫が、週末にイチゴタルトを作ってくれました。普段酒好きで辛党な私。あまり甘いものは食べないのですが、たまに甘いものを食べるとカラダがゆるんでいいですね。

■ 最近の「うんうん、分かる!」


四ッ柳茂樹さんの「理系アタマのつくり方」を読みました。


著者の四ッ柳さんは、起業・新事業支援を行うコンサルタント。

  • 京都大学大学院の工学研究科卒業
  • NTT研究所にて次世代ネット活用の研究を行う
といったように、もともとはバリバリ理系のお方。でも現在は起業相談、講師業など、文系要素であるコミュニケーション能力を駆使して活動されています。


その経験から、文系アタマに偏りがちな人のために、「理系アタマ」に必要な要素を物語形式で書かれたのが、この本です。(12日23時59分まで、アマゾンキャンペーンを行っているそうです。福島正伸さんとの対談音声ファイルなどのプレゼントがあるそうなので、興味がある方はぜひ!)


四ッ柳さんによると、理系的な思考のプロセスに欠かせない要素は4つあるそうです。

  1. 論理力(Logic)
  2. 抽象力(Abstraction)
  3. 計算力(Calculation)
  4. 実験力(Experimentation)

これらを「LACEの法則」と名づけて説明されています。

日々ビジネスノウハウとして重要視されている、「文系アタマ」の影に隠れて見落としがちな、「理系アタマ」の重要性を、LACEの法則を通じて伝えています。(黄色部分引用)



一般的に、ビジネスのノウハウとして「営業力」「プレゼン力」「コミュニケーション力」などのいわゆる「文系アタマ」の要素が重視されがちですが、仕事の現場において実際にさまざまな問題を解決していくためには、「文系アタマ」とは対照的な能力であるこれら「LACE」の力が不可欠なのです。


私自身、いつも感覚的に動いて失敗してしまうバリバリの文系人間。しかも、見た目がほわーんとしているので、たまに「ホントに外資系コンサルにいたの?」と言われてしまうくらい(大汗)ですので、この本はとてもためになりました。


そういえば外資系コンサルタントは理系出身の人がかなり多かったです。物ごとを論理的に考え、それを分かりやすいコトバに落とし込み、相手を説得する。まさに理系アタマと文系アタマのバランスがあってこそ、仕事がうまくいくんだろうなー、と思います。私も頑張らないと!


■ この論を1枚であらわすと?(クリックで拡大))

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この本は「理系アタマ」について説明していながら、「だから理系ってすごいだろ」的な自慢ではなく、「文系アタマ」をいかに組み合わせて仕事をうまくやっていくかに重点を置いています。それをこの一枚であらわしました。



■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

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図解の上でのポイントは3つです。



  1. 「理系アタマ」と「文系アタマ」の円を半透明にし、重なり部分が分かるようにする


  2. 「理系アタマ」のについて主に語っている本なので、「文系アタマ」よりも目立つように太い線にする


  3. 「LACE」がポイントなので、頭文字を目立たせるために赤字でフォントを大きくする




ちなみにこちらで使った図形は、円形と矢印、四角形のみ。簡単でしょ?




■ 編集後記



昨日は自宅で、大学時代の友人を対象にワイン&チーズ教室を開催しました。手作りパンとチーズ&ワインをお昼から楽しみつつ、懐かしい話もできて楽しかったです!家に人をよぶと、掃除をするので部屋も片付いていいですね。

■ 最近の「これはすごい!」


あけましておめでとうございます。今年も月曜更新で、この1枚パワポブログを続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


年始は夫の実家、静岡県富士宮市に帰省していました。


富士宮市は、最近「富士宮やきそば」でとても有名になりました。私も富士宮やきそばは大好物で、実家に帰るといつもお土産に持って帰ります。



固めでシコシコした独特の麺、豚の背脂を揚げた「肉かす」、削り節と青のりが入った「だし粉」が特徴のこのやきそば。もともとは全く無名のものでしたが、「富士宮やきそば学会」を中心とした地域を挙げての活動の結果、ご当地グルメの雄の座を勝ち取りました。


富士宮やきそば学会の活動は地域振興のモデルになっています。既に、この学会では地域ブランドの確立のお手伝いもしているそうです。


富士宮やきそばが有名になるまでは、長崎のハウステンボス、志摩のスペイン村、そしてラーメンやスイーツ、餃子などの食のテーマパークといったように、「ハコモノ」を作らないと、地域活性なんかできない、と皆が思いこんでいました。


その前提を覆し、その地域が持っている良さを最大限引き出そうとした発想力。見習いたいなーと思います。



■ この論を1枚であらわすと?(クリックで拡大))

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私が考える富士宮やきそばのすごいところは「地域に人を呼ぶために新しく目玉を作るのではなく、今ある地域の良さをどう引き出すか」にフォーカスしたところです。


一面的視点から、多面的視点へ。今までの視点と富士宮やきそばの視点は何がどう違うかを、この図で示しました。


ちなみに最近、高速道路のサービスエリアでもご当地グルメを狙って歌を作ったりしているところがありますよね。目新しいので一時の話題にのぼるかもしれませんが、「どうしてこのサービスエリアでそれを売る必要があるか」という視点が欠けていると思います。


「良さを引き出す」のじゃなく、「新しく話題づくりのために新商品を作っている」ため、富士宮やきそばほどは盛り上がらないでしょうね。


■ この図のポイント教えます(クリックで拡大)

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今回の1枚パワポは、実は、図がなくて文字だけでも意味は通じます。でも、この箱と虫眼鏡の図を挿入することによって、より感覚的に、今までの視点との違いが分かるようになります。


ポイントは3つ。

  1. 丸と線を使って虫眼鏡を作り、立方体を見つめている様子を表す

  2. 一面的視点と多面的視点では全く結果が違ってくる、ということを表すために、対比の矢印をつかう

  3. 「多面的視点」全体を四角の枠で囲い、目立たせて多面的視点の重要性を強調する


ちなみにこちらで使った図形は、円形と線、立方体のみ。簡単でしょ?




■ 編集後記

今日が仕事始めの方も多いのではないでしょうか。私も今日が本格的仕事始め。すっかり重くなってしまった体にエンジンをかけています。年初からすべきことが多く、ちょっとバタバタしていますが、ひとつひとつ、落ち着いて進めていこうと思います。


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■ プロフィール
池田千恵(いけだ ちえ)

CONECTA代表。図解化コンサルタント。

お問い合わせメールアドレス:info★conecta.jp(★を@に変えてください)

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  • 福島県生まれ。磐城女子高校卒業
  • 慶應義塾大学総合政策学部卒業後、ワタミ入社
  • ワタミから外資系戦略コンサルティング会社に転職
  • パワーポイントプレゼン資料作成のプロとして、毎日50~100枚、累計75000枚以上のプレゼン資料を作成
  • その経験を生かし、社内のコンサルタントに技術指導する役割を担った後、独立
  • コンサルタントのプロジェクト成功を陰で支えた経験から、考えをまとめる/人を動かす図解資料のポイントを体系化
  • プライベートからビジネスまでの様々な問題解決に図解技術を応用するスキルを伝えている
  • twitterは こちら

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